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満 鉄

2020/12/09
鑑賞した映画『スパイの妻』は、満州国の関東軍が行った生体実験という国家機密に関わるストーリーでした。   いったい傀儡国家である満州国とはどういう所だったのか。 近現代史の中で、どう扱われていたのか。   私は今まで勉強したことがありません。 が、ほとんど知られていないこの史実に、今回なぜか向き合ってみたくなりました。  

戦国史から学ぶもの

2020/11/23
今夏、『利休にたずねよ』(山本兼一著)という本を読み、茶の湯を切り口とした戦国史を垣間見ました。 それをきっかけに戦国史自体に興味が湧き、ステイホームのなか読み続けています。     リスクを取った秀吉   戦国史は言ってみれば領土の奪い合い、さながら陣取りゲームです。 下級武士の台頭(下剋上)、領土の拡大、または縮小、政略上の配置転

『伊豆の踊り子』&『古都』

2020/10/21
那覇市にある名画座・桜坂劇場に吉永小百合さん主演の『伊豆の踊り子』を観に足を運びました。 1963年の作品というので57年前、私が生まれる以前です。   この作品では、宇野重吉扮する大学教授が自身の40年前、つまり学生時代(高橋英樹)を回想するという形式を採っています。 その賛否はよく分かりませんが、私には親近感が湧く設定のように思えます。  

『すぐ死ぬんだから』

2020/10/15
91歳までは上手に歳を重ねていきたい、と書いたのが前回のブログ。 手の平返しのようですが、今回紹介する本は『すぐ死ぬんだから』。   著者の内館牧子さんは、ここにきて絶好調のようです。 映画化された『終わった人』に続いて、この『すぐ死ぬんだから』も先日BS でドラマ放送していました。   平均寿命が伸び続けている現在、50代や60代で

全国銘品巡り

2020/09/27
限りある人生の中で、世にある秀逸なものに一つでも多く触れたい。 こんなことを前回のブログに書きましたが、日本各地に息づく伝統工芸品もその中に入ります。   学生以来、国内至るところを巡り歩きました。 その旅先で目にした伝統工芸品は挙げればキリがありません。   角館(秋田県)の樺細工、高山市(岐阜県)の一位一刀彫、越前和紙、竹田市(大分県)の

ぼうず丸もうけ(続)

2020/08/31
戒名料はなぜ高い?   前回のブログで紹介した『ぼうず丸もうけのカラクリ』では、ちゃんとこのことも触れていました。 ページから抜粋すると以下の通りです。   江戸時代になると、お寺を建てるのと同じくらい貢献した檀家さんに「◯◯院」という戒名がつくようになりました。 お寺に多大なる貢献をするということは、それだけ信仰があついということ。「◯

ぼうず丸もうけ?

2020/08/25
前回のブログで僧侶のありがたいお言葉を書き綴りましたが、今回は手のひらを返したような話。   僧侶が見たら怒りだしてしまいそうな本。 しかしながら、書いたのも僧侶(住職)です。あしからず。     原価0〜5%の商売?   著者は税理士資格を持ち、住職のかたわら会計事務所で経理の仕事をしているそうです。

僧侶に尋ねよ

2020/08/20
前回のブログは『利休にたずねよ』でしたが、今回は「僧侶に尋ねよ」です。 『サライ』という雑誌にそのような特集記事が掲載されています。   コロナによる受難の時代を乗り越える智慧を僧侶に求める、というものです。   多くの僧侶がそれぞれに金言を発していますが、私の考えに近いと思う一つを抜粋します。 岐阜県正眼寺の住職、山川宗玄さんのコメント。

『利休にたずねよ』

2020/08/14
前回のブログ「私の趣味」の15番目、今後やってみたいものとして茶の湯を挙げました。   茶の湯は、20代の頃から「やってみたい」と思い続けています。 日本人の美意識を凝縮した最高芸術だと思っているからです。   今に至るまで実行に移していませんが、僅かでもその世界を垣間見ようと、茶の湯に関連した書物は何冊も読んでいます。 最近読んだのが『利休

『老後の資金がありません』(完)

2020/06/04
舅の葬儀費用で主人公の妻は大ピンチ。 棺桶、祭壇、花輪 etc. で約200万円。そこにお布施が追い討ちです。     生前戒名であれば十分の一以下   小説のなかで主人公の妻は、「院居士の戒名で60万円もとられたの。お布施や心付けも加えると95万円に膨れ上がったんだよ」と話しています。 戒名料が60万円、読経料やお車代が計35万円と

『老後の資金がありません』(続)

2020/05/30
前回からの続きです。   娘の結婚費用で泣けなしの老後資金が大きく崩されたシニア世代夫婦。 そこに舅の葬儀費用を肩代わりすることになって、いよいよピンチに。   妻と葬儀社社員のやり取りが実に下世話。 けれどもそれは、多くの人が思っていても口には出さない本音を代弁しています。     燃やしてしまうものに◯万

『老後の資金がありません』

2020/05/25
前回のブログで紹介した『必勝 ‼︎ 終活塾』では、地味葬を実現するために事前の下調べが如何に大切かを書きました。 そうでないと『老後の資金がありません』という事態になりかねないことをフィクション化したのがこの小説です。     生活戒名にも影響を与えた1冊   柿谷美雨さんの作品は、『うちの子が結婚しないので』『姑の遺品整理は、迷惑です』『
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