『必勝‼︎ 終活塾』
終活関連本は、今や書店の棚をのぞけば必ず目にすることができます。
終活にも勝ち組と負け組があるのか、このような本が出版されています。
地味葬も事前のリサーチ次第
その中の「葬儀社選び」のページを紹介します。
壮麗でなくてもよいので、身の丈に合わせた、けれども心温まる葬儀であればよい、と考える地味葬志向の人が確実に増えています。
そういった人がいざ葬儀社選びになると、テレビCMや折り込みチラシ等で見かける地元大手依頼するケースが多い、と書いてあります。
一生に一度のセレモニーなので、やはり安心感を優先させるのでしょうか。「名前も聞いたことがない葬儀社など怖くて頼めない」と。
大手の葬儀社は、自前で複数の葬祭ホールを持ち、整備されたマニュアルに従って大きな省略もなく通夜葬儀を仕切ります。
それはすべて葬儀費用に反映されます。だから家族経営の小さな葬儀社と比べると明らかに高くなるのです。
もちろん、“名もない”小さな葬儀社は玉石混淆かもしれません。
作業の手際よさや細かな心配りなど。
ここで事前のリサーチ、つまり終活が大切になってくるのでしょう。
ネットや口コミでの評価も参考にないますが、やはり一度自ら足を運ぶのがベストです。説明はぞんざいではなく丁寧か、応対力はどうか、自分自身で判断できます。
僧侶派遣サービス+生前戒名サービスという選択肢
同じ本の一つ前のページに「僧侶派遣サービス」という小見出しがあります。
これはAmazon等のネットオーダーによる手軽な僧侶派遣の選択肢です。
読むと、普通に僧侶を頼むより(おそらく)お布施が安い、金額が明示されている、などのメリットがあるようです。
デメリットとしては、どんな坊さんがやって来るかわからない、と書いてあります。
どんな坊さんがやって来るかわからないのは、葬儀社から派遣される場合も同じではあります。
このあたりも、各社サービス内容や評価の比較など、綿密な下調べは必要かもしれません。
生前戒名と合わせて上手に利用すれば、お布施を大幅に減額できる可能性があります。
エピローグ令和でも、いつかは信頼できる僧侶派遣サービス社とタイアップできないだろうか、といったプランもしたためています。
今は、目の前のハエを追い払うので手一杯ですが。
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