『最高の人生の見つけ方』
上映中のこの映画をシネマライカム(沖縄市)で観賞しました。
2008年公開のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンによる原版を観ていたため、当初は日本のリメイク版はあまり関心がありませんでした。
が、先日放送されたNHK『プロフェッショナル・吉永小百合スペシャル』を見て感銘を受け、やはり演技を見たくなり劇場に足を運びました。
平日の映画館は空いていていいですね~。
右側ホルダーにキャラメルポップコーン、左側にコカコーラ。
それはさておき・・・
子供の夢を代行するという、たしか原版にはなかった設定のため、なおさら「生きている間にやりたいこと」のスケールが大きくなり、ストーリーを満喫することができました。
吉永小百合さんの弾けっぷりには驚きました。寅さんと旅先で出会って楽しくはしゃぐ歌子さんを思い起こしました。いつまでも若い人です。
人は本来、大人になっても、高齢者になっても、子どもと同じように大きな夢を抱いてもおかしくはないはずです。
それが、日々の生活に追われていくうちに、いつしか現実ばかり見つめて夢はスケールダウンしてしまう、ということなのでしょうか。
「現実から目をそらさずに」とか「現実を踏まえて」とかばかり言っていると、本当に現実から逃れられないまま、人生はあっという間に終わってしまう、と私(代表:神代知明)は考えます。
やりたいことリストで輝くシニアライフを
私はこうも思います。
「生きている間に何をやりたいのか」。
死期を悟ったとき、それを真剣に考えることは否定しません。
けれども、ずっと、ずーっと前からそれを考え続けたならば、十分な残り時間のなかで存分に希望がかなえられます。
当たり前のことですが。
当たり前のことですが、死と正面から向き合う習慣が根付いていない日本では、そう考える人は少ないようです。
多くの人は、元気なうちは残された時間を意識しません。
” 残りの人生を楽しくする ” ためには、少しでも早く「やりたいことリスト」を作成してはどうでしょうか。
それが、シニアライフを輝かせる秘訣かもしれません。
こう述べた手前、私のやりたいことリストの一端を書きます。
これは今(55歳)から還暦までに実現したいこと3つです。
① パリ(オルセー美術館とオランジュリー美術館)とウイーン(国立歌劇場で一流のオーケストラ演奏を聴く)に行く。
② ハングライダーをおぼえる。空を飛ぶ。
(映画ではスカイダイビングでしたが、それは恐いのでパス!)
③ 大学の同期(マンドリンクラブ)でもう一度アンサンブルをする。
還暦以降についても、そろそろ考えはじめようかと思います。
生前戒名を機にやり残しのない人生を
以前、「人生の転機に生前戒名を」という内容のブログを書きました。
https://www.epilogue-reiwa.com/blog/生前戒名を機に生きながら生まれ変わる/
やりたいことリストを書いたとき、まさにそのときが生前戒名のタイミングでもあります。
う~ん、ちょっと宣伝くさかったかもしれません。