チャレンジは遅すぎるということはない
数少ない得意分野
前回のブログ『戒名アプリがあった!』で、私(代表:神代知明)の特技、というよりは得意分野が日本地理だということを記しました。
幼少の頃から日本地図や鉄道時刻表を眺めるのが大好きで、おそらく紙上で旅のイメージをふくらませていたのだと思います。
大学生になると、その一つひとつを旅して巡りました。夜行列車(座席急行)と周遊券を使う貧乏旅行が多かったと記憶しています。
「ヒマあれど金なし」の学生、20歳ではじめて沖縄を訪れたときは船です。東京から50時間、往復100時間の超長旅を体験しました。
社会人になってからは職場での出張も頻繁だったこともあり、個人旅行も含めて、数限りない街や名所を訪れます。
今では、国内のほとんどの都市や地域を聞けば、ピンと浮かぶだけでなく、訪ねた記憶が蘇ります。どこの出身の人であっても、たいていはその土地のローカルトークで盛り上がることもできます。
数少ない私の得意分野ですが、書こうとしていることは、地図です。
伊能忠敬はシニアライフのかがみ?
初めて日本地図を作ったのは、日本史でも登場する伊能忠敬です。
地図好きの私としては浅からぬ縁を感じており、20代のとき、千葉県香取市(当時は佐原市)の忠敬記念館を訪ねた程です。
その忠敬が全国を行脚して測量を始めたのは、隠居したあとの55歳です。
平均寿命が短い江戸時代ですから、今でいえば前期高齢者(65~74歳)といったところでしょうか。
蝦夷地(北海道)の根室近くまで、往復3,200kmを180日掛けて歩測するほどの根気よさ。そして尋常ではない健脚。
船で往復100時間など、比較にもなりません。
忠敬には及ばずとも、高齢になってから新たなことを始めた例は枚挙にいとまがありません。
チャレンジは思い立ったが吉日。いくつになっても遅すぎることはない、ということでしょう。
もちろん、そのためには健康であることが肝心。
アグレッシブなシニアライフも、健康あってこそです。
私は、長いあいだ予防医学に従事してきましたので、いずれこのブログでも要点をお伝えしていきたいと考えています。
生前戒名ともう一つ
再び自分の話題になり恐縮ですが、先週55歳を迎えました。
忠敬が全国行脚を始めた歳です。
54歳で生前戒名サービス「エピローグ令和」を起業しましたが、55歳ではもう一つ始めてみたいことがあります。
エピローグ令和は全国向け。だから地域密着のものを。
エピローグ令和はシニア向け。だから子ども相手のものを。
エピローグ令和は残念ながらご依頼者の顔が見えません。だから face to face のものを。
今、着々と準備中。来年3月スタートを予定しています。
55歳、まだまだこれからです。