岡山・備前焼の旅
8年ぶりに懐かしき地へ
6日(水)~8日(金)の3日間、岡山を旅しました。
旅のテーマは、ズバリ備前焼です。
かれこれ30年も前から焼き物、なかでも陶器に心酔しています。
楽焼、萩焼、美濃焼(志野、織部)など、好みはいろいろありますが、何といっても備前焼がダントツです。
備前焼の最大の特徴は、釉薬を使わずに焼き絞める、その技法にあります。
そのため土の地肌がそのまま作品を引き立て、なんともいえないぬくもりを感じさせます。
備前焼の里といわれているのは、備前市伊部(いんべ)という静かでのどかな田舎町。
この街で、平安時代から途絶えることなく焼き物(陶器)が作られてきました。
伊部を訪ねるのは8年ぶり、多分4~5回目です。いつも急ぎ足だったので、今回はじっくり伊部とその周辺に絞って旅程を組んでみました。
近年は、そういう動き回らない旅が気に入っています。
一軒一軒ギャラリーに入っては名品を堪能します。
来るたびに心を奪われる備前焼の魅力は30年間まったく変わりません。
3日間(正味2日間)では足りないくらいです。
そして、掘り出し物を探す。「これはいい!」と思ったものはほとんど数万円の値札が付いているので、とても手が出ません。
そこで、2~3千円代で ” とてもそうは見えない ” 自分の趣味に合ったものを根気強く見つけていきます。
今回の成果(?)は、コーヒーカップ2点、ティーカップ1点、湯のみ茶碗1点、漬け物鉢1点、皿1枚、の計6点でした。
⇓ 掘り出し物の品々 ⇓
日々の生活に、また少しだけ深いあじわいが出そうです。
シニアライフを充実させる趣味
備前焼を含めて、日本庭園鑑賞、絵画(おもに印象派と日本画)観賞など、どういうわけかシニア好みの趣味に、私(代表:神代知明)の場合20代から惹きつけられてきました。
シニア世代になっても趣味に困ることはなさそうです。
盆栽、園芸、家庭菜園、囲碁・将棋、俳句、書道、手芸、写真、楽器、釣り、登山、ウォーキング、ダンス、そして読書・・・。
シニアライフを充実させる趣味は無数にあります。
趣味だけで毎日が幸せになれるとは思いません。
それでも、喜び、潤い、癒し、爽快感、達成感を日常に与えてくれる趣味は、後半の人生を彩ります。
働きづめで 「 趣味がない 」 という人は、早いうちからの ” 趣味探し ” をお勧めします。