心に響く、輝く言葉で生前戒名を
言葉への強いこだわり
戒名の話に戻ります。
何十万円という誰もが釈然としない法外な料金に加えて、内容も機械的、無機質に考えられた可能性を否定できないのが、僧侶による死後戒名です。
その2つの不満や疑念を同時に解決できないだろうか、と考えた延長線上に生前戒名サービス「エピローグ令和」の起業がありました。
そうなると、生前戒名を考えるのは私(代表:神代知明)ということになります。
ご依頼者様が十分に納得し、心から満足いく戒名を考えたい。
が、僧侶と同様、私だって戒名を名付ける専門的な教育を受けたことはありません。
それでも、一つだけ強みがありました。
言葉への強いこだわりです。
ここ5~6年、美しい言葉、綺麗な表現のコレクターをしてきました。
一冊の本が転機に
詳しく説明します。
7年前、1冊の書籍を上梓しました。
当時は予防医学に携わっていて、そのジャンルで『40代からのガン予防法』(花伝社)というタイトルです。
42歳のときに大切な人を失ってしまった経験から、40歳を過ぎたら一人でも多くの人に予防意識をもっていただきたいという願いを込めて書いた本です。
ゴーストライターなしの自筆です。不思議なもので、それまで日記さえもつけたことがありませんでしたが、書きたい、伝えたい、という内容があれば、湧いて出るように文章が進みます。
230ページ超でしたので、とにかく量だけは書きまくりました。
ただ・・・
内容や評価はともかくとして、私が出版後に読み返して痛感したのは、その言葉力でした。
実用書ですので、小説のような文学的表現は要求されません。
それでも、「もっと惹きつける文章が書けないのか」「もっとインパクトのある語句はなかったのか」と何度も思ったものでした。
最上の生前戒名を付けるために
それからというもの、小説やエッセイを読みながら「これは」と目に止まった ”心に響く” 言葉、”輝く”言葉をストックするようになりました。
「いつか使ってみたい」と思い、その後5年間続けた栄養学関連のブログで、機会がある毎に書き記してきました。
http://shopblog.ryukyu-onnetsu.jp
今もウェブ上に残ってますので、時間のある方は覗いてみてください。
生前戒名サービスは、最上の戒名を付けるために、「心」と「言葉」の両輪を上手にかみ合わせることがポイントではないかと考えます。
私自身に磨きを掛け、心を高めていくことが一つ。もう一つは、オリジナルの言葉のストック、表現の引き出しを増やし続け、それを生前戒名に生かしたいと考えています。
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