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戒名のマニュアルがあった

2019/09/29

必携の書 『法名戒名データブック

 

数回分、話が脇にそれましたが、元に戻ります。

「生前戒名は誰が考えてもよい」の続きです。

https://www.epilogue-reiwa.com/blog/戒名は誰が考えてもよい/

 

僧侶は戒名を付けるスペシャリストかと思いきや、各宗派の本山や大学では戒名を付け方に関して教えていません。

僧侶は一体どうやって戒名を付けているのでしょうか。

 

多くの場合、通夜は死後の翌日、遅くとも翌々日には営まれます。悠長に考えているヒマはありません。

専門的教育を受けていない僧侶が、短時間で戒名を付けなければいけない。

それを可能にするのは・・・

 

マニュアルです。言い方を替えれば手引書です。

 

かつては、四季社という出版社がその類の出版に熱心で、「法名戒名データブック」シリーズなるものが、各々数万円で販売されていました。

 

その内容紹介には、「一枚で俗名対応編、仕事対応編、人柄対応編の全機能を統合して使いやすい」などの文言が。

※四季社は2013年に自己破産申請し、出版物は㈲仏教出版に譲渡されました。現在は品切れの商品がほとんどです。

 

 

今や戒名も IT 時代?

 

それだけではありません。

 

戒名をつけるためのパソコンソフトも存在します。

青山社(せいざんしゃ)から法名戒名作成ソフト「蓮心Ⅲ」という商品が21,600円で販売されています。(令和元年9月現在)

商品のウェブサイトを見てみると、「次の手順で戒名選定がラクにできる」や「四字戒名の選定がラクにできるようになりました」といった宣伝文句が記されています。

さすがに Amazon や楽天などでは販売されていません。あまり大っぴらにしたくない、という意図が透けて見えます。

こういったものを使い、安直に戒名を付けてよいものでしょうか。多くの人が、そうとも知らずに何十万円も支払っているのが事実です。愕然とします。

 

 

生前戒名サービス。「やるかっ」

 

事業可能性のリサーチをしていると、驚くような事実が次々と垣間見えてきました。

戒名は元々生前に付けるものである。死後では遅すぎる。

戒名は僧侶でなくとも誰が考えてもよい。そもそも僧侶は、戒名を付けるための専門的教育を受けてはいない。

それを補完するためのマニュアル本が多数存在する。さらには、パソコンソフトまで流通している。

 

そんなことも知らずに、多くの人が当たり前のこととして、僧侶に高額の戒名料を支払っている。

こんな状況に誰かが一石を投じるべきではないのか。誰もやらないなら自分がやるしかないのか。

まあ、そこまで意気がっているわけではありませんが、安心・格安の生前戒名サービス「エピローグ令和」の起業は、このように決意を固めていきました。

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