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生前戒名と民間墓地

2019/09/24

前回のブログ『生前戒名と菩提寺から続きます。公営墓地や民間墓地を購入の場合は、寺院との繋がりはないので戒名にまつわるトラブルは起きない、と書きました。

墓地不足の昨今、霊園業者が競うように新しい墓地を開発しています。

私(代表:神代知明)が住む沖縄でも事情は同じ。具志堅用高さんが蝶ネクタイをつけて宣伝するCMも流れています。墓地のイメージも変わったということでしょうか。

 

 

民間墓地のメリット

 

ここで民間墓地のメリットをまとめます。

 

1.墓地購入者の宗派は一切問われない。菩提寺(檀那寺)では、その寺の宗派以外のお墓は受け入れてもらえません。それだけでも大違いです。

 

2.販売価格は、住宅や土地などと同じく、景気やマーケットによって決まります。菩提寺の住職による裁量によって価格が上下することはありません。

 

3.墓地の所在地に購入者が居住しているか否かも問われません。公営墓地、たとえば市営墓地の場合、当該市に住民登録している人に限られることが多いと聞きます。

 

4.すでに遺骨があるかどうかは全く関係がありません。その点、生前墓の建立に適しています。生前墓に生前戒名を(その場合は朱色で)彫ってもよいのです。

 

5.そして何より、お寺とのしがらみがありません。僧侶との付き合いが煩わしい、あるいは僧侶なしで戒名を決めたいという人には、民間墓地が適しています。

 

 

民間墓地の注意点

 

一方で、民間墓地の購入には気をつけるべき点もあります。

 

1.墓地の購入と同時に、指定業者からの墓石購入が条件になっている場合は要注意。

墓地をリーズナブルな価格で購入できたと喜んだのも束の間、相場よりも高い墓石を買うハメになり、結局は帳消しになってしまうことも。

理由は簡単。競争なき所に適性価格はなし。それだけです。

 

2.老婆心ながら付け加えると、周辺住民とのトラブルが発生している場合があります。

近隣に反対の看板や横断幕がないかどうかを確認した方が無難かもしれません。

墓地建設は、火葬場ほどではないにしろ、反対運動が起きることがあります。

購入者がそれに巻き込まれることはありませんが、招かれざる場所で眠るのも寝心地がよくないかもしれません。

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