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生前戒名のメリット④

2019/11/27

家族に負担を掛けない

 

ピンと来ないかもしれません。

 

もし故人がまったく財産を残さずに亡くなったならば、戒名料を遺族が負担することになってしまいます。

その場合は、通夜・葬儀に関する費用一式になりますから、余計に戒名料がズシリと重く感じるはずです。

が、実際にはそのケースは少ないかもしれません。

 

家族の負担というのは、ただでさえ忙しい通夜・葬儀の準備中に戒名のことに煩わされることです。

なかでも、亡くなってはじめて故人の宗派が分からない、という場合は大変です。

9/19付ブログ(生前戒名と菩提寺)で「自分に菩提寺があるのかどうかわからない」人が増えている、ということを書きました。

https://www.epilogue-reiwa.com/blog/323/

 

ましてや、親の菩提寺がどこで、その宗派は何なのか、知る由もないと言われても仕方ありません。

生前にそういった会話をすることが少なくなっているのでしょう。

そこで、慌てて親族に電話して聞いたり、など ” てんやわんや ” となるわけです。

 

 

生前戒名ですべてはスムーズに

 

その点でも、生前戒名であれば何ら問題は起こりません。

 

葬儀社との打ち合わせの際に、「故人が大切にしていたこの戒名を使ってください」と伝えればよいのです。

あのバタバタの状況で、一つ戒名の件だけでもサッと済ませられるだけで、どれだけ楽になることか。

経験した方ならご理解いただけると思います。

 

死後戒名の場合、付けた戒名の由来を丁寧にわかりやすく説明してくれる僧侶もいます。

けれども、なかなか頭に入ってきません。通夜・葬儀の段通りなど目一杯ほかのことを考えていますから。

戒名はバタバタの状況で付けるものではありません。

 

そういう意味でも生前戒名は理にかなっています。

ゆっくり落ち着いた時間のなかで、「この文字いいんじゃない」とか「この院号、格調高いわね」など、本人と家族が会話を交わしながら決めることができれば理想的です。

 

生前戒名は、残る家族に対する思いやりでもあります。

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