生前戒名は超ニッチなマーケット
生前戒名の市場規模
心に響く言葉、輝く言葉で最上の生前戒名を・・・と高い志をもってスタートしましたが、果たして生前戒名なんてニーズはあるのだろうか、という疑問は消えません。
ニーズのないものに死力を尽くしても、取り越し苦労に終わります。
どうせやるなら、誰でも知っていて誰にでも身近なもの、間違いなくニーズが存在する事業がよいではないか、という考え方もあります。
しかし、誰でも知っていて確実にニーズがあると断言できるビジネスは、すでに誰かが手掛けている可能性が大きいはずです。
後発者が先駆者の切り開いた市場を切り崩すのは、並大抵のことではありません。
かりに自分がパイオニアであったとしても、あとから競合が次々と参入します。
そのニーズ、またはマーケットが大きいものであったとすれば、中堅、大手企業が黙ってはいません。そうなっては、私(代表:神代知明)のような資金力で劣る事業所は太刀打ちできません。
したがって、「ごく限られた範囲でしかニーズが存在しない」「そのニーズが顕在化しても、中堅、大手からしては旨みがない、したがって参入しない」くらいがよいのです。
そういう狭い市場に挑む事業をニッチ(すきま)産業と呼んだりします。
では、エピローグ令和が手掛ける生前戒名サービスはどうでしょうか。
間違いなくニッチ産業といってよいでしょう。
いや、ごく限られた範囲ほどのニーズもないかもしれません。
だとしたら、ニッチ(すきま)ではなく針の穴産業です。猫も覗けないような。
生前戒名はこれから開拓していくもの
冗談はともかく、超ニッチなマーケットであることは確かです。
そのニッチなマーケットを、これから長い時間を掛けて開拓していくことが、私のライフワークになりそうです。
ブログやホームページ [ メッセージ ] で書いているように、エピローグ令和は私自身の身近な経験からスタートしています。
世の中には同じような思い(高額かつ満足いかない戒名の授与)をした人は少なくないと確信しています。
ただ、「であるならば、生前戒名にしてはどうか」という考えに結びつかないだけです。
生前戒名という方法があることが知られていないのです。
したがって、生前戒名を少しでも認知していただくことが私の仕事です。
潜在的なニーズを顕在化させるために、今後コツコツと努力したいと考えています。
やや矛盾するように聞こえますが、あくまでも生前戒名がビッグなマーケットに成長してほしいとは思いません(それはないでしょうけど)。
中堅企業の参入ということもありますが、何より一つひとつのご依頼に対して時間を掛けて丁寧に対応し続けたいからです。
やりたいことは、流れ作業のように大量のご依頼をさばいていくことではなく、限られた数の方たちとの接点を大切にしていく仕事です。
安心・格安の生前戒名サービス「エピローグ令和」は、いつまでもスモールなマーケットで生きていくことを願っています。