生前戒名・格安の理由③
2019/12/16
根拠のない料金はいただきません
戒名の相場表をホームページ「よくある質問」6つ目のQ&A中に掲出しました。
場合によっては100万円以上もすることに驚かれた方もいるでしょう。
https://www.epilogue-reiwa.com/faq/
このように料金を吊り上げてしまう大きな要因に「院号」と「位号」があります。
院号
天皇が退位された後の住まいの敬称のことです。一般の人には必要なかったのですが、さまざまな経緯を経て、地域の有力者など位の高い人や菩提寺の運営に貢献した人にも付けるようになりました。
位号
位号は戒名(法名)の下に付けられる尊称のことで、仏教徒としての位(ランク)を表わします。位の高い順に、男性は大居士、居士、禅定門、静信士、信士です。同じく女性は、清大姉、大姉、禅定尼、静信女、信女です。
しかし・・・
院号を冠したからといって、グレードの高い位号を付けたからといって、それに対して僧侶は何か甚大な労力でも要したのでしょうか。
汗水でも流したのでしょうか。
あるいは、経費でも掛かったのでしょうか。
どれも、ありえません。
私には、院号や位号によって金額が大きくアップする理由が解せないのです。
エピローグ令和では、このような説明のつかない料金、筋が通らない料金をいただくわけにはいきません。
院号であれ、道号であれ、戒名(法名)であれ、一文字は一文字。
あくまでもフェアな発想で、考えた文字数に応じた料金だけをいただきます。
もちろん、一切の手間暇が必要ない位号には料金は掛かりません。